5月5日は、吉原・荒神社のおまつりです。子どもを中心にしたお祭り、と竹本町内会長が教えてくださいました。
お祭りは、5月5日午前11時から、荒神社の神事から開始。お祭りの日は毎年同じ。荒神さんの掃除はその前の日曜日、というような約束事とのことでした。
4月30日は朝から、荒神さん、地蔵堂、公会堂、お旅所(旧選果場)などの掃除
掃除が始まる前の荒神さん[写真上]。右遠方に見える建物は「ケアハウスあかね」(岡山市東区吉原231番地)です。
吉原町内会の三つの班が1班ずつ1年間当番をして、春・夏・秋の町内会のお祭り準備などをします。
鍵を開けて、舟を出して掃除、神社内をきれいにして5日の神事で使えるようにします。順手・逆手のしめ縄は手作りです。[写真下]
幟はなぜか「祇園神社」となっていました
「荒神社」となっている軒下ですが、幟は「祇園神社」[写真上]。町内会長もイキサツはご存じないとのこと…。

同時に掃除も丁寧に行われました。[写真上]
5日午前11時から荒神社で神事
子どもを中心にした5月5日のお祭り、午前11時から神官を招いて神事を行います。そのあと、台車に乗った舟(彫り物もしてある)をひいて町内を巡行します。お昼に休むのは、旧選果場。夕方、荒神社に帰ってくるという日程です。
その年に当番にあたった班は、春・夏・秋とそれぞれの季節のお祭りを仕切って、次の班に順送りする、とのこと。当日の準備で買い出しなどもあるそうです。
昔は、青年団がやっていたそうですが、住民構成の変化で町内会主催となり、現在は担当班を1年ずつ順送りで維持しているそうです。
吉原は西庄とともに、西大寺小学校区で一番北に位置する町内会です。稲作、ブドウ栽培などが盛んです。