日限のお地蔵様(渡場町)

せえでえじ神社巡り:日限のお地蔵様(渡場町)

西川沿いの細い道は桜の並木道としてウォーキングをする人たちを楽しませてくれます。ここを訪れた日は3月30日で桜が満開でとてもきれいでした。

日限のお地蔵様(渡場町)
日限のお地蔵様(渡場町)

山田さんが管理

町内会で管理をしているところが多い中、ここは個人で管理しているとお聞きしお尋ねしました。
山田 建氏(77歳)山田和恵氏(75歳)は「ここのお地蔵様は由緒あるお地蔵様で岡山の日限のお地蔵様へここからお灯明がいってます。ですから両参りをするんです。8月23日のお地蔵様の日は幟、提灯をたてます。お参りしてくださる人にお接待を用意しています。近所の人が手伝って下さるのでその人たちにはお弁当を用意しています」
「費用はどこから?」とお聞きすると「年に約5、6万円ですから、我が家で出しています。お賽銭も昔はあったのですが、賽銭泥棒に狙われ、賽銭箱を何度も壊され、それの方が高くつくので、いまでは賽銭箱は蓋のないものを使っています。いくらもありません。生花はみんなが気をつけて供えてくれています」とおっしゃっていました。

満開の桜、みんなで約40年前に植えた

「ここの道は良く通らせて頂くのですが、今は桜が満開できれいですね」とお聞きすると「私等がみんなで約40年前に植えたんよ。今大きうなって、とってもきれいです」とおっしゃっていました。

この場所は車が通る道路からどんと下にあります。上の道路は東区区役所へ行く人や、百花プラザへ行く人たちで交通量が多いんで危ないですが、下にあるこの道は自転車道、散歩道として重宝されています。

お地蔵さんの日は西方寺(広谷)の国本住職が祈祷

8月23日のお地蔵さんの日は広谷の西方寺の国本住職さんに来て頂き拝んで頂いているというので同住職にお聞きしました。「あそこのお地蔵様は西方寺がずっと行かせて頂いています。いつ頃かというのはわかりませんが、先代が祈祷しておりまして、私の代になって40数年になります」とおっしゃっていました。お灯明のことをお聞きしましたがそれは知らないとのことでした。

★〈じぃじ ばぁばの独り言〉

ばぁば「日限のお地蔵様より古いといゆんで調べてみたんじゃあ。びっくりしたなあ。天正年間(1573年から1592年)岡山城を築いた宇喜多氏の開基により西大寺に建立されたとあったんじゃあ。1600年関ヶ原の戦いの後、小早川秀秋氏が岡山城に入る時、現在の岡山の表町の大雲寺に移されたんじゃあて。表町の大雲寺は毎月23日には縁日があり露店もたくさん並んで賑やかな有名なお地蔵様じゃあ。最近は少し寂れてお参りもすくねえときいたけどなあ。やっぱしここが、でえれえ古いんじゃあが、ありがたいこっちゃあ。母は信じん深いで大雲寺の日限の地蔵様にはお参りしとったなあ。うちも時どき一緒にお参りした記憶があるなあ」

じぃじ「400年前は岡山より西大寺の方が賑やかで栄えとったから、ここに地蔵さんを建立したのは不思議じゃねえぞ。宇喜多氏は西大寺の出じゃしな」

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